賢く使って上手におしゃれ
カラコンと聞くと、今やカラーコンタクトの略とすんなり解るくらい、その呼び名はすっかり定着しているが、つけている人に会ったのはただの一度きり。
田舎から東京に出てきて、初めて就職した会社の男の先輩が、ある日突然、薄茶色のカラコンを入れて出勤してきた。
普段目立たない人だっただけに、東京って何が起こるか解らない…と驚愕したのを覚えている。
彼の場合、わざわざ会社につけてくる必要性は全くなかった訳だから、おしゃれの為というより、自己主張のつもりだったのだろうが、あれから15年以上経つ今では、カラコン位では誰も驚かなくなり、ファッションの一部として広く認められている。
それというのも、黒目を大きく見せる為にカラコンを使う若者が増えたからではないか。
CMでは有名女優もつけていたし、つけまつげと同様、化粧の延長線上にある様な感覚で使う人は多いだろう。
つけている人に会ったのは一度だというのも、気づいていないだけで、もしかしたら友達も常用者かもしれない。
それほど、違和感なく使える商品となったカラコン。
だが、おしゃれ用カラーレンズの中には、色素が溶け出し眼の炎症を引き起こしてしまったり、視力低下の原因となる危険な商品もあるらしいので注意が必要。
あの先輩のカラコンは、大丈夫だったろうか。
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